Ｈ２３年 ３月１７～２５日
１７日の朝、胃の辺りが激しく痛かったんですが、とりあえず普通に出社しました。
薬も飲んだのでそのうち治るだろうと思ってたんですが、痛みはドンドン増すばかり。
歩けないくらい、しかも、お腹全体が激しく痛み出しました。
午前中で早退を決め、会社近くのkoddyさんにアッシー君をお願いしました。
店の定休日でお休みだったにもかかわらず、気軽に迎えに来てくれました。
とりあえず全く歩けないのと、家に帰っても足車がないので、地元の病院までお願いしました。
すぐに会社の玄関前まで迎えに来てくれました。
koddyさん「大丈夫？とりあえず、高速道路をぶっ飛ばすね」
足を固めたコペサスの振動はお腹に響きますが、仕方ありません。
話の出来ない私に気を使って１人しゃべくりまくってくれます。。
気を使わせて申し訳なかったです。
で、名古屋ICから東名高速の乗ると思いきや。。。
koddyさん「あ、間違えた！じゃ、東海環状で行くね♪」
文句を言える立場でもなくｗ、とにかく病院へ行きたいだけです(^▽^;)
何とか豊田藤岡IC（喫茶矢作出張所の近く）から高速に入りました。
しかし、コペンは軽自動車なので、リミッターも１４０キロで入ります。
１００キロしか出せないんで同じなんですが、この時ほど軽自動車を嫌いになったことはありません(笑)
何とか地元の病院まで送ってもらい、すぐに診察。
このときは「憩室炎だろう」ということで薬を処方してもらい、
「痛みが治まらなかったら夕方４時にまた来て下さい」でした。
嫁の迎えを待っている間に薬を飲んだんですが、全く効き目がありません。
既に午前の診察は終わってましたが、これは帰宅しても４時まで待てないと思い、
帰りたくない！
って、ダダをこねました(^▽^;)
するとオーナー先生が出てきて「こりゃやばいから県立病院に転送ね」ってことで、
救急車で大病院に転送されることになりました。
救急入り口から搬入され、ここで痛み止めの点滴を入れながら、ベッドが空くのを待ってました。
その後、たまたま空いていたICUに入れられ一晩過ごしますが、痛みの為に殆ど眠れません。
２時間おきくらいにトイレに行ってたのだけ、覚えています。
翌１８日、１０時半に内科のベッドに移され、引き続き痛み止めのを点滴で入れるも痛みは引きません。
１５時過ぎお腹全体の痛みは消え、右わき腹の痛みだけが残りました。
先生が「あ、盲腸だわ！すぐオペ！」
内科のN先生♪
初めての全身麻酔によるオペを受けます。麻酔科の先生の説明もありました。
全裸にエプロンパジャマを着てオペ準備をします。
盲腸につきものの剃毛もしますが、切開場所はへその横なので皆さんの期待には添えませんでした
剃毛してくれた内科のM看護師♪
痛くて凄く苦しんでた時に、色々励ましてくれました。
１6時頃から２時間にわたってオペ開始。
切開箇所が大きくなる（デブなので、わき腹の小さな切開では手が届かないそうです(^▽^;)）ので、全身麻酔です。
すぐに車椅子に乗せられ、オペ室に向かいました。
オペ台には自分で上がりました(^▽^;)
上がると麻酔の先生から「点滴で麻酔を入れますので、深呼吸をしてください。」
私は軽くうなずいて・・「じゃ入れますね～」
・・・・・・
オペのスタッフの皆さんが「kazzさん、わかりますか？起きて！kazzさん！」
一瞬で麻酔は効くんですね。
で、病室に戻った時の自分ｗ
気が付いたらオペは終わってました。
なんか、死体みたいだけど、自分で撮りました(^▽^;)
オペをしてくれた外科のY先生
翌朝、１９日です。
ずっと痛み止めを入れてもらってたんですが、殆ど連続して眠れませんでした、
朝方、座薬になって、やっと４時間ぐらい眠れましたが、
激しい痛みは引いて、オペの痛みが残ってます。
この日は１日中、痛みと眠気が交互にやってきて、１日ボーッとしてました。
時間が経つのが凄く遅い感じがしました。
夕方にはおしっこの管も抜いてもらいました。
２０日、大分良くなり、歩いてトイレに行けるまでになりました。
といっても、部屋を出たところにトイレがあるので、歩くのは5Mくらいです。
午後にはshinさんとかわぐちさんが見舞いに来てくれました。
この時点ではまだガスが出てないので食事は出来ません。
shinさんに「牛丼のツユを点滴で入れてもらえば？」とか言われました(T_T)
話してる間は気がまぎれるのですが、１人になるとまだ痛いです。
夜が長く感じられます。
21日、栄養剤の点滴が外されます。
ガスも出たので、やっと食事が出ました。7分粥です。
四日ぶりの食事ですが、前日までは痛くて全く食欲もありませんでした。
この頃になるとやっと空腹感があるようになりました。
痛みもだいぶ収まってきたので、病院内を徘徊するようになりました。
歩くことでお腹の動きも良くなるようです。
入院中の姿です。
入院と同時に腕につけられ、退院時にお金を清算すると切ってくれます。
腕には氏名、生年月日、血液型と、バーコードが入ってて、点滴の時はバーコードリーダーで
本人確認されます。レントゲンやCTの時も同様です。
マイベッドｗ
綺麗な病室で、4人部屋でした。
晩御飯。食事だけが楽しみです(^▽^;)
右奥のがんも、美味しかったので、家でも再現してみよっと♪
リハビリを兼ねて、家から持ってきてもらっらコンデジを持ってフラフラしてます(^▽^;)
21日の朝ごはん
味噌汁に、茹でたカリフラワーとにんじん、はんぺん？
舐めとんのか～っ！って思いますが、
1日1800㎉に計算されて作られていますので
残さずにいただきました。
午前中に規則を知らないalfee7さんが来てくれましたが、写真を撮り忘れました。
午後にはTakuぼんさんとりょうちゃんです♪
メッチャ楽しかったｗ
病院OFF見たいに盛り上がっちゃいました(笑)
夜中も遊んでます。
読書用のライトがいい味に仕上げてくれます(笑)
普お世話をしてくれたT看護師
やさしく話しかけてくれて、凄く癒されます。モチロン性格も優しい方です。
この頃になると痛みも殆どなく、ヨ・ユ・ウ♪
お昼ごはん。普通食になりました。
酢豚！
普通食になったとは言え、いきなりこんなの食べてもいいの？
せっちゃんは毎日来てくれます。私が家にいないのにチョット慣れたって・・・＿ﾄ￣|○
この頃になると、食堂でコーヒーも飲めるようになりました。
見晴らしのいい食堂です。
トミマスさんも忙しい休みの時間を割いて来てくれました。
でも、いつも奥さんに呼び戻されます(笑)
晩御飯
さっぱりメニューだとやはり和食が中心になりますね。
選択肢がないので、残さずいただきます。
夜は暇だけど、部屋の明かりが暗くなる頃には眠くなります。
携帯の電源はほぼ繋ぎっぱなしでないとすぐにバッテリーがなくなります(^▽^;)
23日の朝ごはん。
サラダが美味しかった♪
外はいい天気です。
私のいた部屋番号
エマルジョンチューブの番手でも、フェラーリの新型車両でもありません(笑)
最新のコールボタン。
どのボタンを押しても「どうしましたか～？」って訊かれますけどね(^▽^;)
お昼ごはんは 散らし寿司
ネタはエビのみ(笑）
抗生剤の点滴だけ、1日1回あります。
チョット嬉しい左手(爆)
晩御飯
揚げ物もOKなんで普段はそうでもないけど、美味しいです。
夕食後、便通が悪いので許可をもらって売店へ牛乳を買いに行きました。
パンが懐かしくて、つい買ってしまいました＠未公認ｗ
夜はやっぱり長いです・・・
皆さんから頂いた本で読書ｗ
24日、朝ごはんはパンと牛乳！
昨夜買ったのは何だったの？ｗｗｗ
後でわかったんですが、木曜日の朝はパン食だそうです。
蚊に刺されたのではありませんｗ
お腹に刺さってたドレーンホースが抜かれました。
これでシャワーOKです。
途中、身体を2度清拭、シャンプーを2度してもらいましたが、シャワーは初めてです。
広くて綺麗なシャワールーム。
中で腰掛けられるので、体力がなくても大丈夫です。
普段はカラスの行水なんですが、30分も入ってました(^▽^;)
お昼ごはんはマーボー豆腐
なかなか美味しかったです♪
ほぼ毎食フルーツが付いています。、フルーツが苦手の私は気合で食べました。
午後には名古屋に出張中の桃七さんが、移動の途中で寄ってくれました。
見舞いと言うか、土産と言うか、営業？
晩御飯
超苦手なグレープフルーツも残さず食べました。
エスカレートする買い食い(^▽^;)
牛乳は公認です(笑)
25日の朝ごはん。いよいよ退院です。
モズクって酒のつまみだと思ってました。
診断書もいただきました。
解ける糸で縫ってあるそうです。
解ける糸って聞くと、包茎手術の広告を思い出してしまいます(^▽^;)
最後のお昼ご飯です。
伸びきったうどんを想像してましたが、ちゃんとコシも残ってました(笑)
窓の外を見てたら、せっちゃんがベン君で迎えに来てくれました。
治療費の清算を済ませ、残ったテレビカードも清算
千円で買ったカード、後半は結構テレビを見ましたが、700円も戻ってきました♪
病棟側から見たところ
長いようで短かった1週間でしたが、改めて思ったことは、
1人の病人に対して、何十人の人が関わってチームプレーをしていること。
ドクター、看護師以外の技師、給食や掃除、リネンを受け持つ会社の人々。
みんなが一丸で一生懸命にやってくれているから病気の人も早く治ろうって気になるんでしょうね。
私は月曜からの社会復帰に備えてパワーを蓄えておきます。
並盛り汁ダクダクで♪
私の入院中、お見舞いに来ていただいた方、みんカラで励ましていただいたり遊んでいただいた皆様、
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
